ハンドラッパーとは

投稿者 : 謙櫻井 on

今回はダイヤモンドハンドラッパーについてご説明します。

私達の業界でダイヤモンドハンドラッパーは、ノーズRや刃先の刃殺しに使用される一種のツールで、ダイヤモンドの特性を活かして高硬度または磨耗に強い材料を加工します。

ハンドラッパーに使用されるダイヤモンド(ビトリファイド)は非常に硬く、耐久性を持つので、金属、セラミック、ガラスなどの高硬度材料を効率的に加工することができます。

使用用途

・ノーズR

刃の先端をRの形状にすることにより、初期摩耗でかけてしまったり、チッピングが発生するのを防ぎ、切削抵抗を小さくし面精度をあげることができます。

・チャンファーホーニング(刃殺し)

刃こぼれを防ぐためにあらかじめ小さな面取りを施すことをいい、刃先強度が高くなり、面精度の向上、公差の安定を保つことができます。

研削後の切れ刃のチッピングの防止や耐衝撃性の向上などを目的として所定の形状に処理します。

◯まとめ

ハンドラッパーは工業製造、研究、宝飾品製造など、さまざまな分野で使用されています。その耐久性と性能により、高精度で高品質な仕上がりを求められる作業にとって、ダイヤモンドハンドラッパーは非常に重要なツールとなります。

 

☆弊社でも製造販売しております

一般的によく見るプラスチック製ダイヤモンドハンドラッパーでは、軽くて手元が安定しなかったり剛性が低かったりしますが、弊社のダイヤモンドハンドラッパーは、鉄シャンク製で少し重い分手元が安定し、抜群の仕上がりを得ることができます。

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